【2026年4月最新】TOKYOクリーンアップムーブメントとは?スマートゴミ箱導入にも役立つ東京都の補助金を解説

2026年4月14日、東京都は都市環境の美化・保全を目的とした新たな補助金制度を発表しました。
いずれもスマートゴミ箱が有力な補助対象となっており、これらの補助金を活用することで、導入・運用コストを大きく下げられる可能性があります。
本記事では、今回発表された補助金制度の概要をわかりやすく解説するとともに、スマートゴミ箱の選び方から導入事例まで、知っておくべき情報を一本にまとめました。
- ゴミのポイ捨てに頭を悩ませている
- スマートゴミ箱の導入コストがネックになっている
- 補助金を活用したいが、どのような設備を導入すればよいかわからない
このような悩みをお持ちの方は、ぜひ最後までお読みください。
東京都が都市環境の保全に向けた新たな取り組みを発表

都市部でのゴミのポイ捨てや不法投棄は年々増加しています。
そこで東京都はこれらの課題対応として、2026年4月に環境美化を推進する2つの補助金制度を新たに打ち出しました。
目的と背景
東京都では、オーバーツーリズムによるゴミ増加等を背景に、環境美化や自然環境保全に支障をきたす事例が発生しています。
今回の取組みは、「清潔で快適な都市環境の実現」を目指すために、これらの課題への対応が急務となっていることが背景にあります。
取り組み内容
今回発表された取り組みは、以下の2本柱で構成されています。
| ①TOKYOクリーンアップムーブメント | 民間事業者・団体など | 都市美化に資するスマートゴミ箱等の設備導入・運用への補助 |
| ②地域と連携した街の清掃美化推進支援 | 自治体・地域団体など | 地域ぐるみの清掃活動・設備導入への支援 |
それぞれ順に解説します。
(補助金①)TOKYOクリーンアップムーブメント
「TOKYOクリーンアップムーブメント」は、東京の清潔で魅力ある都市環境を維持するため、公共施設や交通結節点等におけるリサイクルステーションの整備運用を支援する補助金制度です。
対象となる事業者・自治体
東京都内の公共交通関連事業者等、区市町村
補助対象となる設備・取り組み内容
主に、以下のようなリサイクルステーション(適正にごみを廃棄、処理または再資源化が可能な設備)の導入・運用費用が補助対象として想定されています。
- 高機能型ごみ箱(スマートゴミ箱、防爆型ごみ箱等)
- リサイクル型ごみ箱(高機能型ごみ箱以外のもの)
<想定事例>
調査、リサイクルルート確保、リサイクルステーション設置・付帯工事、案内表示整備、導入後の管理運用・回収等
補助率・上限額
| 項目 | 内容 | 補助率 | 補助上限 |
| リサイクルステーションの導入 | 高機能型ごみ箱(スマートゴミ箱) | 4/5 | 800万円 |
| リサイクル型ごみ箱 | 1/2 | 500万円 | |
| リサイクルステーションの運用 | 運用開始後1年間 | 2/3 | 150万円 |
| 運用開始後2年以降3年目まで | 1/2 | 115万円 | |
| 運用開始後3年以降4年目まで | 1/3 | 75万円 |
申請スケジュール
(出展)
・東京都環境局「清潔で魅力ある都市環境の維持に向けて」
・東京都環境局「交通結節点・公共施設へのリサイクルステーションの整備事業実施要綱」
(補助金②)地域と連携した街の清掃美化推進支援
「地域と連携した街の清掃美化推進支援」は、東京都が、区市町村が主体となった地域ぐるみの美化活動を支援するものです。
対象となる事業者・自治体
東京都内の区市町村。
なお、区市町村は補助事業の運営を団体や個人に委託・助成して実施することも可能とされています。
補助対象となる設備・取り組み内容
補助を受けるには、以下のア・イ両方の取り組みを実施することが条件です。
ア(いずれか一方)
- 町内会・商店街・NPO等と連携した清掃・美化活動(参加型清掃、ごみ組成分析、人材育成講習会など)
- ごみのポイ捨て防止に資する取り組み(監視・予防活動、またはリサイクルステーションの整備・運用支援)
イ(両方必須)
- アの取り組みによる実績の集計・検証
- アの内容に関する周知・普及啓発
リサイクルステーション(スマートゴミ箱を含む)の整備・運用支援も対象になりえます。ただし、区市町村が直接設置するものは対象外となる点に注意が必要です。
補助率・上限額
| 事業内容 | 補助率 | 補助上限(1区市町村あたり) |
| 清掃・美化活動(地域連携型) | 2/3以内 | 1,000万円 |
| ポイ捨て防止・リサイクルステーション整備支援 | 2/3以内 | 2,000万円 |
申請スケジュール
(出典)
・東京都環境局「清潔で魅力ある都市環境の維持に向けて」
・東京都環境局「地域と連携した街の清掃美化推進事業実施要綱」
補助金対象の「スマートゴミ箱」とはどんなもの?

補助金の対象として注目されるスマートゴミ箱。
ですが、「そもそも普通のゴミ箱と何が違うの?」という方もいるでしょう。ここで簡単に整理しておきます。
スマートゴミ箱とは、IoTや圧縮技術、AI機能などを活用した多機能なごみ箱を指します。
- ごみの状態をセンサーで自動感知して回収を最適化
- 自動圧縮により通常の数倍のごみを収納(ごみ溢れの防止)
- AIによる人流解析や広告の最適化
これらの技術により、ごみ溢れの防止、環境の美化、ごみ処理の適正化など、様々なメリットが期待されています。
特に「TOKYOクリーンアップムーブメント」補助金は、スマートゴミ箱の導入に非常に有利な条件が揃っています。
補助率が4/5(導入費の80%相当)と高いことから、初期投資のハードルを大きく下げられる可能性もあるでしょう。
スマートゴミ箱選びで失敗しないためのポイント

いざ導入を検討しようとすると、「どの製品を選べばいいのかわからない」という声をよく耳にします。
スマートゴミ箱は製品によって機能・サイズ・サポート体制が大きく異なるため、導入環境に合っているかどうかが重要な判断ポイントとなります。
海外製品と国産製品の違い
スマートゴミ箱は海外製品も多く流通していますが、日本国産メーカーの製品とは運用やサポート体制が異なる場合もあります。
国産メーカー製品の場合、以下のようなメリットが期待できます。
カスタマイズ性の高さ

海外の既製品とは異なり、導入現場のニーズに合わせて、必要な機能をカスタマイズすることができる製品もあります。また、国内で法令やルールの変更があった場合にも、柔軟に適応できることが大きなメリットです。
国内の設置環境に適したサイズと設計

日本の街中は、欧米や海外の都市と比べてスペースが限られているケースが多くあります。
駅構内・商業施設・観光スポットなど、設置場所ごとの制約を考慮したサイズ選びが重要であるため、限られたスペースでも設置できるコンパクト性は、国内導入における大きな選定基準のひとつです。
海外製品をそのまま持ち込むと、サイズが合わず設置を断念するケースも少なくありません。導入前に現地の寸法確認と動線への影響を必ず確認しましょう。
導入後のサポート・運用体制

スマートゴミ箱は「設置して終わり」ではありません。真の価値は、導入後の運用改善にこそあります。
製品選びの段階で、以下の点を確認することが大切です。
- 故障・メンテナンス時の対応体制はどうか
- 回収・運搬に関する支援はあるか
- 廃棄からリサイクルまで、資源循環を一貫して支援できるか
ゴミを集めるだけでなく、集めたごみを適切に処理、再資源化するルートまで設計できているか。
長期にわたって使用するものだからこそ、導入後の安心感まで含めてトータルで評価することが重要です。
スマートゴミ箱の製品事例「IoTスマートゴミ箱Reebo」
スマートゴミ箱の導入を検討する際、どの製品を選ぶかは運用の成否を大きく左右します。
ここでは、業界唯一の国産スマートゴミ箱として注目されるエルコムのIoTスマートゴミ箱「Reebo(リーボ)」をご紹介します。
IoTスマートゴミ箱Reebo

Reeboは、国内の利用環境に合わせて作られた日本発のスマートゴミ箱です。
国産メーカーならではのサポート体制
国内拠点によるメンテナンス・サポート体制を構築しており、部品供給や保守対応においても迅速かつ継続的な運用を支援します。
また、TOKYOクリーンアップムーブメントをはじめとする補助金申請のサポートにも対応しており、導入前から導入後まで一貫して依頼できる点も大きな魅力です。
様々な現場のニーズを叶える多機能モデル
Reeboは現場の用途に合わせた複数のモデルを展開しています。
| モデル | 特長 |
| 圧縮リーボ | 自動圧縮でごみ容量を最大約4倍に拡張。回収頻度と人件費を大幅削減 |
| センサリーボ | ペットボトル・瓶・缶に対応。満空状況をリアルタイムで可視化 |
| サイネージモニター(オプション) | AIカメラによる人流解析・広告配信・分別啓発に対応 |
日本の街に適したコンパクト設計
限られたスペースでも設置できるコンパクト設計で、従来のごみ箱と同等のスペースで導入可能。駅構内・商業施設・観光エリアなど、日本の都市環境に自然に溶け込む設計でスムーズに置き換えができます。
導入後の運用改善までをトータル支援
開発元である株式会社エルコムは、海ごみ問題を始めとする環境インフラのトータルソリューションカンパニー。
ごみ箱を「置くだけで終わり」ではなく、ごみの収集や回収設計もサポートします。
さらに、ごみの海洋流出を削減する取り組み(クリーンオーシャンプロジェクト)や、プラスチックごみの再資源化・エネルギー化など、トータルな運用設計をご相談可能です。

Reeboの詳細・カタログはこちら
スマートゴミ箱の実際の導入事例【IoTスマートゴミ箱【Reebo】
スマートゴミ箱の導入効果は、実際の現場でどのように発揮されているのでしょうか。Reeboの代表的な導入事例をご紹介します。
JR西日本SC開発株式会社「天王寺MIO」の事例

2026年春、大阪府のJR天王寺駅直結の商業施設「天王寺MIO」の屋外空間「ミオガーデンテラス」に、Reeboの屋外対応モデルが導入されました。
ミオガーデンテラスは「出来たて・買いたて」を楽しめる食体験とキッチンカーによる賑わい空間である一方、集客力の高い屋外エリアではごみ増加に伴う回収負担や景観維持が課題となっていました。
Reeboにより蓄積されたデータを活用することで、ごみ排出傾向の分析や今後のごみ削減施策への活用も期待されています。
導入事例の詳細はこちら(プレスリリース)
まとめ:補助金を活用してスマートゴミ箱導入を進めてみませんか?
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本記事では、東京都が新たに発表した2つの補助金制度と、スマートゴミ箱の選び方・導入事例までをまとめてご紹介しました。
都市の環境美化は、設備を置くだけでは実現しません。
データを活用した運用改善と、回収から資源循環までの仕組みづくりが一体となってはじめて、真の環境保全対策の一歩となります。
今回の補助金制度は、そのための大きな後押しとなる機会です。導入を検討している自治体・事業者の担当者の方は、申請受付開始前の今のうちから準備を始めてみてはいかがでしょうか。
お問い合わせ・資料請求
株式会社エルコムでは、IoTスマートゴミ箱を始めとした環境ソリューション製品の導入・運用をサポートしております。
補助金を活用した導入のご相談など、お気軽にご相談ください。
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